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人生を生きづらくする3つの言葉

人生を生きづらくする3つの言葉|アルケミストレシピ|ビューティーマインドフルネス®︎ 人生

Easy life, Happy life.

気のせいか今年は一段と季節の流れが早いように感じます。
そして、きっとコロナ禍の影響もあるのでしょう。私には世の中全体もまた同じく、妙にいてるように見えるのです。

物事が思い通りに進まない、なかなか期待通りにならないなど、人は上手くいかないときほど、つい気が急いてしまうものです。ましてや現在のような社会状況ではなおのことなのかもしれませんね。

とはいえ、心がくほどに、本来しっかり動かしたいはずの手も足も、そして脳も遅くなるものです。ですから、まず心にゆとりをもたせること、心を整えること、そして、それを実行できるすべを身につけることが、結局はどんなときも最も重要だと古くから言われているのもよくわかります。

物事が思い通りに進まない、なかなか期待通りにならないことは、多かれ少なかれ誰にでもあるものです。しかし、人は心にゆとりがなくなると、自分が置かれている状況に生きづらさや息苦しさをより感じやすくなったり、ときには人生そのものが価値のないつまらないものにさえ思ってしまいます。

今回は、そんな自分の人生に生きづらさや息苦しさを感じやすい人、人生をつまらないものと思ってしまいがちな人の3つの特徴についてお話です。カウンセリングやセラピー、コーチング等、私のところへ相談に訪れるクライアントは様々です。でも一様にどこか自分の人生に生きづらさを感じています。そして、そんな皆さんが必ずと言っていいほど口にする3つの言葉。もしあなたも今、何か当てはまることがあれば、その気づきに注意を向ける良いチャンスかもしれません。

1. 目標が見つからない

「やりたいことがない」
「目標が見つからない」
「だから自分はダメなんだ」

という悩みは昔からよく聞きます。

そもそもやりたいことや目標がなければならないなんて、何がそう思わせているのでしょう?誰にそう思わされたのでしょう?

やりたいことや目標があるひとは立派で、そうではないひとはダメだなんて、何がそう思わせているのでしょう?誰にそう思わされたのでしょう?

今やりたいことがなくても、達成すべき目標がなくても、別に人生で困ることは何一つありません。もちろんそうしたものがあるなら、きっと毎日はいっそう彩り豊かになるに違いありません。でも、自分の人生を生きづらく、息苦しくさせているのも、ときにつまらないものにさえ感じさせているのも、決してやりたいことや目標がないからではないのです。

むしろそんなことを問題にしていることが、もっと楽に、心地よく、楽しめる人生をあなたから遠ざけています。
そもそもやりたいことも達成すべき目標も、自分がどんな人生を選択していきたいか、どんな人生は送りたくないのか、どのように生きていきたいか、そうした望んでいる生き方を実現する手段に過ぎません。

ですから、やりたいことや目標がないと悩むよりも、まずは自分がこれからどのように生きていきたいか考えてみましょう。

2. バカにされてしまう

「何かしていないと認めてもらえない」
「ちゃんとできないとバカにされてしまう」
「上手くいってないから自分はダメなんだ」

そんな風に思っていませんか?
これは言い換えれば、つまり…

「何かしていないと認めてもらえない」
「何もしてない人は価値がない(だからあいつは私より下だ)」

「ちゃんとできないとバカにされてしまう」
「ちゃんとできない人は無能だ(だからあいつは私より下だ)」

「上手くいってないから自分はダメなんだ」
「上手くいかない人はダメ人間だ(だからあいつは私より下だ)」

と普段、あなた自身が他者を見下しているということです。

「バカにさたくないから頑張った」「見返したくて頑張った」など、コンプレックスはときに強いモチベーションの元になり、ときとして何かしらの成功へ向かう力の源になってくれます。でも、正直私はこれをあまり良いアイデアとは思いません。なぜなら、結局のところどれも他者を見下すために頑張っているからです。

物事が思い通りに進まなかったり、期待通りの結果を得られなかったら、ますますつらくなります。ますます落ち込みます。上手くいったらいったで、今度はプレッシャーがますます大きくなります。失敗したら見下す立場からまた見下される立場へなってしまうと無意識に思い込んでいるからです。

社会的地位、収入、仕事、家、結婚、子供、スポーツ、勉強、趣味など、あらゆるところに人それぞれの“差”があります。そして差があるのが当たり前です。でも、その差をどのように捉えるかは、個々の価値観に委ねられています。ですから、もちろんそれを人間の価値の差と捉える人も中にはいるでしょう。でも残念ながら、それが自分の人生を生きづらく、息苦しく、つまらなくさせ、知らぬ間に眉間にシワがよっている最も大きな要因の一つであることには、意外と気づかないものです。

もし今何かに頑張っているなら、頑張って何かをしたいと思っているなら、まずは「何のために頑張るのか」その方向について見直してみましょう。

3. 自分に自信がない

「やったことないから自信がない」
「自信がないからできない」
「できないから始められない」

こんな思いや考えをぐるぐる巡らせて、人生にとって大切なことを後回しにしてしまう人はたくさんいます。そして多くの場合、最終的に自分を納得させるためにいつもたどり着く言葉は、

「時間がない(忙しいから)」
「お金がない(そんな場合じゃないから)」
「まぁいいか(また機会はあるだろうから)」

この3つです。そんな経験はありませんか?
きっと少なくとも、そのような人をよく知っている、あるいは身近でよく見かけるという人はいるでしょう。

ご存知の通り、何か行動を起こすときに、自信はとても大きな役割を果たします。それは確かです。自信は、人生で起こるほとんど全てのことをより楽に、より簡単に、もっと楽しくなるように、もっと上手くいくように手助けしてくれるのです。

自信とは、文字通り「自分を信じること」。自己を信頼する意識状態、あるいは精神状態を指してます。では、自分の何を信じることなのでしょう?何を信じていると、もっと自信がもてるようになるのでしょうか。

実のところ、人生に生きづらさを感じている人の多くは、自分の思いや考えのほとんど全てを信じています。そして、自分の能力や知識、これまでの経験や体験から得た役立つリソース、自分という人格がもつ良いところや価値を信じていません。でも、上手くいっている人、人生をもっと楽に、心地よく、楽しんでいる人は、それらは全く逆で、何に疑いを持つ必要があり、何を信じることが大切か知っています。

やりたいことや挑戦したいこと、自ら望んでいる目標など、自分の人生にとって大切なことを前にして自信を無くしいてしまいそうなとき、立ち止まってしまったとき、後回しにしてしまったとき、あなたはもっとそのときの自分の思いや考えを疑うべきです。そして、もっと自分自身を信じることにフォーカスする必要があります。

何がそれを止めているのでしょうか?
何が無理だと思わせているのでしょうか?
その挑戦はどれだけ素晴らしい意義と価値を人生にもたらすでしょうか?
あなたのその能力と知識は、今どのように役立てられるでしょうか?
あなたのその経験や体験は、今何に役立てられるでしょうか?

「言い訳してはいけないの?」と思う人もいるかもしれませんね。決してそういう意味ではありません。誰かに言い訳したいときはしてもいいのです。言い訳が許されない世界は、言うまでもなく、とても窮屈ですから。でも、自分へ言い訳ばかりしている世界もまた、それ以上に窮屈なものです。


3つのうち1つでも当てはまる人は、今からでも少し注意した方が良いかもしれません。

最近、眉間にシワを寄せていることが増えてませんか?
うつむいて溜息をつく回数が増えていませんか?
そんなあなたの眉間のシワや溜息に周囲の人の方が気づいていませんか?

よくある望ましくない思考パターンをそのままにせず、自分の心が発するちょっとしたサインに気づいてあげましょう。そして、心を整える習慣を身につけていきましょう。

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