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ロングバケーション

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Long vacation.
I don’t know that it’s the gift of God or not yet. But…

“100年後、人類は働く必要がない豊かな世界を手に入れ、むしろ余暇をどう楽しむか悩むようになる。”

先日、ある本の中で目にしたイギリスの経済学者ジョン・メイナード・ケインズが1930年に残した一節です。

働く必要がないことが、はたして豊かなのか…という疑問はありますが、2020年になった現在、未だ多くの人が働く場も含め、様々な人間関係に悩んでいます。そして、皮肉なことに今は、思い通りに働くことができず悩む人が世の中に溢れています。

実のところ、私も先般発令された緊急事態宣言の影響を受け、全ての仕事がストップ。事実上、完全な休業状態になりました。

そして、最短でも1ヶ月間のロングバケーションになりそうです。
少しはマメにこのブログの更新もできるかもしれませんね(笑)

休みたくても休めない人、働きたくても働けない人、事情も心情も人それぞれ様々です。日々、目や耳を通して入ってくる情報に不安や焦りを感じている人、気づかないうちに苛立ちを他者へ向けてしまっている人やストレスをため込んでいる人も増えています。

でも、こんな時だからこそ、物事の捉え方や感情の在り方がとても大切であることにあらためて気づく人は多いようです。きっと私たち一人一人のこれからの“生き方”が問われているのかもしれません。

実際セッションにおいて、似たような悩みの相談をよく受けます。
その方々は、いつもそこにある問題について「どうしていいかわからない」「これであっているのでしょうか」と口々に言います。

ですから、必ず尋ねるのです。「あなたはどの方向へ向かいたいのか」「あなたはどんな未来を見たいのか」「あなたはどんな成果を掴みたいのか」その行き先、目的地について尋ねます。

なぜなら、どこにいるのか、どこへ行くのか、常に人は自分自身で決めているからです。そう、望ましいか望ましくないかにかかわらず。

一昨日、Amazonプライムで観た映画の中で、ふとこんなセリフが耳に残りました。

Humans are concerned more with “having” than “being”.
人は、“在る”ことより、“持つ”ことに大きく依存している。

私たちは、内在する精神的、肉体的な能力よりも、外側の環境(例えば、仕事・家族・友人・その他の人間関係・お金・ステイタス・住まい…etc.)に左右されやすく、またそれらに頼りすぎているということです。

そして、このことは同時に、本来あなたの内側に存在する精神的、肉体的な能力の方が、遥かに高い価値を有し、可能性を広げるそのリソースはすでにあなたの中に十分あることを意味しています。

個人セッションを通して、望ましい状態に向けて前に進み始める人は皆、それまで問題ばかりに意識を取られ、望ましくないことにフォーカスしていた自分に気づいたのでしょう。

「あなたは、そのために何を変化させることができるか決断して、変化していきましょう。そして、それはあなたがさらにリラックスすることで、いつでも心は明るく、穏やかで、静かな、そして楽な状態をつくり上げてくれます。そして、これは大切なあなたの決断と変化と成長を、より容易にしてくれます。」

そうお伝えしています。

今すべきこと、していきましょう。
今だからこそできること、していきましょう。

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