人生

自立する力、協力する力

自立する力、協力する力|アルケミストレシピ|ビューティーマインドフルネス@ 人生

It’s your Independence Day!

「ひとりでやるのは不安だから、誰かいないかな…」
「ひとりにするのは心配だから、私がいてあげないと…」
 
 
そう思うことはありませんか?


 
 
「みんなでやれば、きっと上手くいくよ!(ひとりじゃ自信ないけど…)」
「あの人がしっかりやらないから、(自分の)物事が思うように進まないんだ!」
「あなたのために、やってるんだよ(言ってるんだよ)!」
「あの人のせいで、私はこんな嫌な思いをしてるんだ!」
「私がやらないと、みんなが大変だから(可哀想だから)…」
 
 
そう考えてしまうことや、言ってしまうこと、実際そのような行動をとってしまうことはありませんか?
 
そして、あなたの周りにそういう人はいませんか?
 
 
そう、すでにお気づきの通り、どれも自立できていない人の典型的な思考パターンであり、行動パターンです。そして“協力”とも、ほとんど真逆の思考と行動と言えます。
 
 
今回テーマの一つである “自立する力 ”とは、ちゃんと仕事をしていることや、一人暮らしをしていることなどを意味しているわけではありません。これは単なる経済的な自立に過ぎないのです。
 
また一方の “協力する力” とは、ただ「やってもらう、やってあげる」ことではありません。
 
 
自立とは、精神的に十分成熟していること。
そして、自立できていないとは、精神的に未熟であり、心が何か(誰か)に依存的な状態にあるということです。
 
 

協力とは、自立している人同士が一つの共同体として、素晴らしい成長や発展、望ましい成果を目指すことです。


   
もちろん幼い子供にとって依存は、成長の過程において必要なことです。しかし、それが20歳を過ぎても、30歳を過ぎても、40歳を過ぎても…では、大いに問題があると言えるでしょう。
 
 
そして、経済的な自立が困難な状態であるときは、比較的このことに自分も他者も気づきやすいのですが、経済的に自立できている人ほど、この問題に気づきにくくなることも、また問題と言えます。
 
 
仕事や家庭など、私たちが社会生活を営む上で、より良い成長・発展・向上を手にするためには、素晴らしい他者との共同体・協力関係が必要です。
 
 
相手の事情を無視して(あるいは、それに気づかず)、自分の望みを叶えてもらうことを優先していないでしょうか。
 
 
これは、どこか無意識に「家族、友達、仲間、恋人なんだから、してくれて当たり前。愛してるなら、信頼してるなら、わかってくれて当然。」と思っているのかもしれません。
 
 
自分を犠牲にして、他者を優先していませんか。
 
 
これは、どこか無意識に「周りの人は(自分より)できないダメな人だから、(できる)私がやらないと」という思いを証明しようとしているのかもしれません。
 
 
本来のぞまれる「自分を大切にしながら他者のためにできること、他者を大切にしながら自分のためにすべきこと」をしっかり考え、実行することは、決して簡単なことではありません。
 
 
そのためには、自立している人のみ発揮できる相応のエネルギーが不可欠だからです。
 
 
でも、望む人生を歩み続けている人は皆知っています。確かな自立と、適切な協力関係が、人生を常に豊かにしてくれることを。だからこそ、それにいつでもチャレンジしているのです。
 
 
もちろん、人間は決して完全ではありません。だからこそ、常に不完全であることを前提に、ありのままの自分と向き合い、認めて、気づきを得られる心の姿勢が求められています。
 
そして「どのようにすれば、より上手くいくか」様々な場面で考え、より良い可能性を広げる必要があるのです。
 
 
 

気づきは、成長の源です。

※一般社団法人日本ビューティーマインドフルネス協会
 Facebookページより転載

コメント