How to escape undesired situations.
「嫌なことはやりたくない」
そのように思うこと、思ったことはありませんか?
きっと誰にでもあるでしょう。子供の頃を振り返れば、
「勉強したくない」
「宿題やりたくない」
「◯◯には会いたくない」
「学校いきたくない」
などなど、できれば逃げたいことや避けたいことは誰にでもあるものです。
「そんなこと言うんじゃない」
「仕方ないでしょ」
「馬鹿なこと言っていないでやりなさい(行きなさい)」
「後悔しても知らないよ」
などと、大抵は叱られてながら、渋々やらされることが多いと思いますが。
もちろん結果的に幸か不幸かは別にして、無事スルーできた(逃げた、避けた)人もいるでしょう(笑)
面白いことに、その対象や内容に違いこそあれ、人が大人になっても同じような思いを繰り返すことは、すでにあなたもよくご存知だと思います。(大人になると、少なくとも勉強や宿題は強制されなくなりますからね。学校に行くことも何かを学ぶことも自由に自分で選ぶことができる。だからこそ子供の頃以上の“大きな差”ができてしまいますが…)
嫌なことを避けたいけれど、そうもいかずストレスを溜め続けている人や、嫌なことがあるとすぐに逃げてしまい、物事が上手くいかず悩んでいる人、あるいは苦手なことを避けているうちに、やりたいことを見失ってしまう人は、たくさんいます。
では、「嫌なことはやりたくない」「やりたくないことはやらない」など、嫌なことを避けたいと思うことは、いけないことなのでしょうか?
少なくとも私はそうは思いません。
なぜなら私自身、常に嫌なことは避けたいと強く思っているからです(笑)
そしてその強い思いのおかげで、実際に仕事や恋愛など人生のほとんどの場面で、嫌なことも面倒くさいことも避けて、概ね望み通りの日々を過ごすことができています。
ですから今回のブログは、そんな「嫌なことを避ける秘訣」について、お伝えします。最後までぜひお読みいただければ幸いです。
大学生の頃、就職活動をとても面倒に思っていました。そして、他の学生たちがいくつも会社に面接を受けにいく意味も全くわからなかったのです。(新卒採用については今も一体何の意味があるのかわからず、不思議に思っていますが…笑)
実際、私は中学生くらいの頃から自分が就きたかった職業、なりたかったものがあったので、結局それ以外の会社をほとんど受けていません。ですから面接を受けたのは、ほんの数社です。その結果、全て不採用だったので普通に就職せず、あらためてやりたいことを探すことになりましたが(笑)
私がその頃、漠然と不思議に感じていたのは、ほとんどの人が働き方(仕事)を先に決めてしまい、その限られた中で生き方を探そうとしていることです。
まず自分の生き方を決めて、それを実現するための仕事を選ぶ。
あなたはどのように生きていきたいですか?
どんなライフスタイルを望んでいるでしょうか?
どのように働くか、どんな職場がいいか、仕事は何がいいか、こうした働き方の選択は、あなたの生き方・ライフスタイルに大きな影響を与えます。
ですから、もし今、望むような生き方ができずに悩んでいたり、自分のライフスタイルに不満を感じいるなら、嫌なことを避けれずストレスフルでいるなら、それはあなたが仕事という“手段”を先に決めてしまい、その中で実現できそうな生き方やライフスタイルを探しているからかもしれませんね。
Eat to live;
not live to eat.
ソクラテス
「食べるために生きるのではなく、生きるために食べなさい。」
「なぜ仕事しなければならないのか?」と質問されたら、ほとんどの人は「食べていくため」「生きていくため」と答えるでしょう。もちろん色々な答えはあるにしても、結局のところ集約すればそこに行きつくと思います。また、子育てやその他家庭内で必要な家事全般も大切な仕事です。なので、やはり同じです。
でも、仕事にしても家事にしても、私たちはそれをするために、何か役割のために生きているわけではありません。生きていくために働き、役割を担うのです。ですから…
「どのように生きていきたいか」
「どんな素晴らしい人生を創っていくのか」
「どんな望ましいライフスタイルを手にしたいのか」
まずは自分の生き方を決めて、それを実現可能にする働き方を考え、選択していく必要があります。そう、自分軸をつくることはとても大切です。
「嫌なことはやりたくない」それは力強い動機付けになる。
嫌なことを避けたいけれど、そうもいかずストレスを溜め続けている人や、嫌なことがあるとすぐに逃げてしまい、物事が上手くいかず悩んでいる人、あるいは苦手なことを避けているうちに、やりたいことを見失ってしまう人の相談を受けていると、共通点があることに気づきます。
それは、嫌なことを避けることが目的や目標になってしまっていることです。
「これだけはやりたくない」「こういうのは嫌だ」という気持ちばかりで、それなら「どうなっていたいのか」という明確なヴィジョンがほとんどありません。
これでは、どんなに嫌なことや苦手なこと、やりたくないことを避けても逃げても、また同じことが起こるだけなのは自明です。
では、嫌なことを避けて望ましい人生を歩んでいる人と何が違うのでしょう?
嫌なことだと思わないように頑張っているのでしょうか?
いいえ、上手くいっている人は、嫌なことをやりたくない、もしくは避けたいという気持ちがあれば、それは正しく扱うことによって本来の目標である自分が望む生き方の実現に役立つ力強いモチベーションになることを知っているのです。
自分の生き方を決めていないと、嫌なことを避けることや我慢することがいつの間にか目標になってしまいます。すると、せっかく何か行動しようとしても「あっちもイヤ」「こっちもイヤ」となり、新しいことに挑戦しても「これでもない」「やっぱりダメ」を繰り返してしまうでしょう。
それは子供が「勉強したくない」「宿題やりたくない」「◯◯ちゃんに会いたくない」と言っているのと同じです。
あなたは本当はどうなりたいでしょうか?どうなっていたいでしょうか?
まずは明確なヴィジョンをつくりましょう。
嫌なことを避けて生きるのは、別に悪くはありません。
誰だって面倒なことは避けたいし、苦手なことはしたくないものです。
嫌いな人の顔は見たくないし、なるべく声も聞きたくないでしょう。
何の役に立つかわからないことは手をつけたくないし、役に立つとわかっていても考えることが嫌なときもあります。
誰だってそうです。
でも、そればかり考えていると永遠に嫌なことがついてまわります。
なぜなら、避けたはずの場所にも、私たちの脳は、必ず嫌なことを見つけるからです。
そして、あなたもすでに良くわかっているように、いつも嫌なことを避けるために他の嫌なことをしなくてはならない羽目になります。あるいは、それをまた避けなくてはならないことになるでしょう。
もし人生に意味のないことや無駄なことがあるとすれば、これ以上のことはありません。
常に大切なことは「どうなりたいか」について考えること。
それが明確であればあるほど、不快さは消えていきます。
嫌なことが全て消えてなくなるわけではありません。
でも、不思議なことに嫌なことや苦手なことが、それほど不快ではなくなるのです。
なぜなら、それが自分の望む未来にとって必要不可欠で大切なものへと変わるからです。そのことを上手くいっている人は皆、知っています。
当然、自分が「どうなりたいか」を考えることが嫌な人も多分いるでしょうね。
でも、それは何のために考えた方が良いのか、その意図が明確ではないだけです。その意味を理解していないだけです。その意義が腑に落ちていないだけです。
言い訳も理由も探せば必ず見つかります。
ですから、あなたの問題はどちらを選択するか…
逃げる言い訳を探すか、
向かう理由を探すか、
たったそれだけのことなのです。
「わかっていても、なかなか自分で意識するのは難しい…」という人もきっと少なくないでしょう。
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良かったらぜひ試してくださいね。
しばらくの間、寝る前に毎晩聴きながら過ごすと、次第に自分の内面が変化していくことに気づくと思います。また、そのままリピートさせながら眠ってしまっても構いません。そうすることで、よりパワフルに体感できるでしょう。
最も大切なことは、それが習慣になるまで続けること。
必要な情報を意識だけではなく無意識にも届けることは、望ましい変化と成長にとってとても重要ですね。
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