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生活,  仕事

断捨離の意味

Dan・Sha・Ri

実は昨年12月くらいから断捨離を始めています。
といっても、皆さんが想像するような断捨離ではないかもしれません。

断捨離は、要らないものを捨てるというイメージが強いかもしれませんね。
なので、今は「大掃除」の代わりにこの言葉を使う方も多いのではないでしょうか。実のところ私もそう表現していることがほとんどです(笑)

これまで何となく流行り言葉の一つとして使っていたので、あらためて少し意味を調べてみました。

曰く断捨離とは、ヨガの思想の一つで、断行・捨行・離行という3つの行法のそれぞれ頭文字を取ったものだそうです。そして、それぞれの意味は以下の通り。

「断」… 入ってくる要らないものを断つ。
「捨」… 要らないものを捨てる。
「離」… ものへの執着から離れる。

つまり断捨離とは、自分にとって本当に必要なものだけを選んで、あとは残さず手放し、調和の取れた生活を取り戻すことです。

私は、もう長く使っていないものや要らなくなったものを捨てるとスッキリしますし、何かしら新しいものを入れるスペースが生まれるので、気分転換の意味も含めて大掃除や思い切った片付けを定期的にします。

ですから正確には、これも断捨離とは呼べませんね。でも、もう要らなくなったものを手放し、整理して、そしてこれからそこへ新しく入れていくものについて考えるのは、とても意義があることです。

少し前置きが長くまりましたが、では私が今している断捨離についてお話ししましょう。もちろん前述した一年に数回おこなっている大掃除や片付けのことではありません。本来の意味の断捨離でもありません。それはもっと(少なくとも私たちにとっては)とても重要なことです。

それは「ただ“しなくてはならない”ことを全部やめる」です。

ただ“しなくてはならない”ことを全部やめる

「いや、しなくてはならないことを全部って無理でしょ!」
ときっと思われるでしょう。
その通りです。

仕事しなくてなならない
会社へ行かなくてはならない
家のことしなくてはならない
子供の面倒を見なくてはならない
買い物に行かなくてはならない
支払いをしなくてはならない
   ・
   ・
   ・
などなど。

しなくてはならないと思っていることは、誰にでもたくさんあります。そして、そのどれにもそれぞれ必ずそれなりの理由は存在します。なぜなら私たちには生きていくために、望む社会へ帰属するために、しなくてはならないことがあるからです。

でも、その中にはその理由を考えることもなく、意義について知ることもなく、本来の望みとズレていることにも気づかず、“ただ”しなくてはならないと思い込んでいるだけのものも混ざってしまっています。

誰かにそうしろと言われたから…
そうするのが当たり前だから…
みんながやってるから(頑張ってるから)…
本当はやりたくないけど、でも…
辛いけど、苦しいけど、でも…
やらないとダメな自分になってしまうから…
できないとダメな自分と思われてしまうから…


本当にそれは全てしなくてはならないことでしょうか?
あなたが望む人生にとって必要なことでしょうか?
それはあなたが欲する喜びに繋がっているでしょうか?
それをしている自分にただ満足してはいないしょうか?

あらためて日々自分がしなくてはならないと思っていることを一つ一つ自分自身へ問い直してみると、様々な理由や言い訳が出てきます。そして、本当に自分が望んでいることや欲しているものに気づき、“ただ”しなくてはならないと思い込んでいるものが意外なほど多く見つかるものです。

そう、私がしている断捨離とは、このただしなくてはならないと思い込んでいたものを一旦全部やめる作業です。

言うなれば、これは大切な心の断捨離なのです。

心の断捨離

「断」… 単純に「しなければならない」と思い込むことを断つ
「捨」… 意義の無くなった「しなければならない」という思い込みを捨てる
「離」… マイルールや常識への執着から離れる

前述の通り、日々自分がしなくてはならないと思っていることを一つ一つ自分自身へ問い直してみると、様々な気づきがあります。

それでも本当に必要かどうかわからないなら、まずやめてみるのも一つの方法です。しなければならないことが多過ぎて、イライラしたり、焦ったり、自分にダメ出しをしたり、家族や友人など他者にネガティブな感情をぶつけたりしていないでしょうか。それは自分にとっても、周りにとっても苦痛の時間です。

大切な目標を達成するために始めたはずなのに、いつの間にか自分が頑張っていることを誰かにアピールするためになってしまうこともあります。

楽しくて、やりたくて始めたはずなのに、いつの間にか自分がすごいことをみんなに認めてもらうためになってしまう人もいます。

大切な目標へ向かうことも、楽しいことや、やりたいことをすることも、本来は喜びを伴うものです。

ただしなければならないと思っていることを全部やめてみるだけで、そんな大切なことに気づくことができます。

これで仕事を辞めました。

私は少なくとも数年に一度この作業をしています。ときに今の自分に何かしら疑問を感じたときにも行います。

17〜18年ほど前には、これで仕事を辞めてみました。
10年ほど前には、これで働くことをやめてみました。
誰かのために何かするのをやめたみたこともあります。
自分のために何かするのをやめてみたこともあります。


ちなみにここ数ヶ月は、このブログも含め、SNSの一部投稿をやめていました。ですから今もしなければならない投稿ではなく、したい投稿をしています。

それから特定の人づきあいもやめていました。つまり会わなければならないと思う人には、ほとんど会っていないということです。「つきあいもあるから行っておかないと」と思う集まりには、オンライン・オフライン関係なく、ほとんど時間を割いていないということです。

仕事は…幸いなことに仕事は私にとってしなくてはならないことではなく、したいことなので続けています。日々のストレッチや筋トレもしなくてはならないことではなく、したいことなので続けています。大好きなコーヒーとビールも、別に飲まなければならないものではないので、しっかりほぼ毎日飲んでます(笑)

でも、もし「飲まなければ、やってられない」とか「飲まなければ、自分じゃない」となれば、もはや不要のものなので、やめる対象になっていたでしょう。


心の断捨離によって、今やっていることの本当の意味や大切さ、そしてそこにある喜びに気づけるかもしれません。今やっていることが、本当に望んでいることや欲しているものとは一致しない不要なものであることを知るかもしれません。
それが本物であることや、ただの代替えの偽物に気づくこともあるでしょう。

ですから、もしあなたが今、日々の生活に息苦しさを感じているなら、自分のやっていることに少しでも苦痛を感じているなら、一度この心の断捨離を試してください。そして、大切な心のバランスを取り戻しましょう。

でも、決して大掃除のときのように全部を一気に捨ててしまわないように。
これは丁寧に自分を見つめ直すきっかけの一つなんだということを忘れず覚えておいてくださいね。

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それにしても、調べていて一番驚いたのは、「断捨離」という言葉が、なんと商標登録されていることでした(笑)

あなたはご存知でしたか?

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