
休みが取れない人
Busy, busy, busy…
「忙しい…」
「休みがない…」
私もなかなか思うように休みが取れないときもありますが、お仕事のご依頼を様々な方々から頂いている身としては、これはとても幸せなことで嬉しいかぎりです。
また会社や組織などに属される方、または率いる方にとっては、期待されていることや頼りにされていることもまたありがたいことですね。
だからこそ、リクエストには常に万全の状態で応えられるように、きちんと自己管理しておきたいものです。
当然そのためには、十分な休みが必要不可欠です。自分の心も体もしっかりと休ませてあげられないようであれば、より良いパフォーマンスは発揮されませんし、自己管理できているとは言えません。そして、これは人生の管理においても大変重要なことなのです。
よく受講生の方々からいただく質問があります。
「どうしたら行動に移すことができるようになりますか?」
答えは…
先ず決断することです。
行動に移せない方の多くは、決めたつもりではいるけれど、決断していないのです。
そして、行動力のある人は常に決断しています。
決断とは、「何かをするために、価値を明確にして、はっきりと心に決めること」です。
・ 休みを取れない人は、行動も適切に起こせない。
休みを取るにも決断が必要です。そして休みと取ることは、行動を起こすことと同じです。前述の通り、心も体も十分な休息を与えなければ、十分に良いパフォーマンスは発揮されません。ですから仕事においてはもちろんのこと、心身ともに健康で豊かな、自分にとって価値ある人生を送るためには、自己を管理するという適切な行動を起こすことが必要です。
休みを取れない人の多くは、決断することを意識的あるいは無意識的に避けようと自分に(あるいは他者に)様々な言い訳をします。そしてそれは決めたことをなかなか適切な行動に移せない人も同様です。
・ あなたの言い訳はどちら? 無理派?大丈夫派?それとも両方?
<無理派>
「忙しいから無理…」
「かわりの人がいないから無理…」
「周りから何言われるかわからないから無理…」
「私がいないとダメだから無理…」
「他の人に任せられないから無理…」
「会社がくれないから無理…」
etc.
<大丈夫派>
「お酒飲んでストレス発散してるから大丈夫…」
「マッサージで癒されてるから大丈夫…」
「エステやネイルで気分転換できてるから大丈夫…」
「ゲームやってスッキリしてるから大丈夫…」
「ペットに癒されてるから大丈夫…」
「体が丈夫だから大丈夫…」
etc.
自分を邪魔する自身の声に耳を傾けてみましょう。それを理由や原因と捉えるか、言い訳と捉えるかで印象は変わってきます。そしてどちらと捉えたにしろ、それらはただの思い込みに過ぎないことに気づき、あなたはそのことに対処する必要があるのです。
お金があっても、自由にはなれません。
時間があっても、自由にはなれません。
お金と時間で手に入るのは猶予です。
自由とは、あなたを制限する不必要な思い込みを外すこと。
さぁ、今日あなたは、どのように自由な一日を過ごしますか?
